日本語教師はこれからも必要とされる?需要と将来性のリアル

「日本語教師って将来性あるの?」

「これからも仕事はあるのかな?」

そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

少子化やグローバル化が進む一方で、日本語教育を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。

国内の日本語学校の動向、海外の教育需要、さらにはオンラインでの学習ニーズの高まりなど、日本語教師に求められる役割も多様化しています。

この記事では、日本語教師という職業の【現在の需要】と【今後の将来性】について、業界のリアルな状況をもとにわかりやすく解説。

これから日本語教師を目指す方や、資格を取ったけれど進路に悩んでいる方にとって、今後のキャリアのヒントになるはずです。

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目次

日本語教師の現在の需要はどれくらいある?

外国人労働者や留学生の増加にともない、日本語教育のニーズも年々高まっています。

では、現在の日本語教師の需要は具体的にどの程度あるのでしょうか。

ここでは、日本国内外の求人状況をもとに、現在の需要の実態を解説します。

海外での日本語学習者数の推移

海外での日本語学習者の数は、ここ数年にわたって増加傾向にあります。

国際交流基金が発表している「海外日本語教育機関調査」をもとに、全世界の日本語学習者数の推移を表にまとめました。

年度日本語学習者の推移
20153,655,024
20183,851,774
20213,794,714

※参考:国際交流基金「海外日本語教育機関調査」

2021年の時点で370万人前後の日本語学習者が確認できており、2015年に比べて14万人ほど増加しています。

とくにアジア地域では日本企業の進出やアニメ・マンガなど日本独特の文化が人気を集めており、「日本語を学びたい」というニーズが高まっています。

韓国や中国、インドネシア、タイなど一部の国では学校教育の中に日本語を取り入れるケースも増えており、学習者数は数百万人規模に達しています。

2018年から2021年にかけてはコロナ禍の影響で日本語学習者は一部減少も見られましたが、全体としては依然として高い関心が続いています。

さらに、近年では海外の大学にて「日本語学科」や「日本研究学科」が設けられるなど、専門的に日本語を学ぶ環境も拡充し続けています。

以上から、日本語教師の需要は今後も安定して高い水準を維持すると考えられています。

日本国内の外国人労働者・留学生の増加

日本国内における外国人労働者や留学生の数は年々増加しています。

厚生労働省の統計によれば、外国人労働者数は約230万人を超え、過去最多を更新し続けています。

外国人労働者数は2,302,587人で前年比253,912人増加し、届出が義務化された平成19年以降、過去最多を更新し、対前年増加率は12.4%と前年と同率。

引用:厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)』

また、文部科学省のデータでは留学生数も増加傾向にあると公表されました。

独立行政法人日本学生支援機構が実施している「日本人学生留学状況調査」によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学者数は、2023(令和5)年度で89,179人(対前年度比31,017人(53.3%)増)となり、入国制限が緩和され始めた2021年(令和3年)以降、大幅な回復傾向にあります。

引用:文部科学省『「日本人学生の海外留学状況」及び「外国人留学生の在籍状況調査」について』

国別に数を確認すると、労働者・留学生ともにベトナムやネパール、中国などの国の方が多いです。

外国の労働者・留学生の数については、日本の労働力不足や国際化の推進などが背景にあり、今後も拡大すると予想されます。

外国人の方が国内で活躍する機会が増えた結果、日本での生活や学業をスムーズに行うための「日本語教育」の需要も急速に高まっているのです。

日常会話だけでなく、就労や学問に対応できるレベルの日本語力が求められており、今後は一層「質の高い指導ができる日本語教師」「専門性の高い日本語教育」が重宝されていくでしょう。

日本語教育機関の数や求人動向

日本語教育のニーズの高まりに合わせて日本語教育機関の数も増加しており、ともなって日本語教師の求人数も増えている傾向があります。

実際に求人を確認すると、専任講師や非常勤講師の求人は安定して見つかり、さらにキャリアアップを狙えるような「専門性の高い資格」や「豊富な実績」をもつ日本語教師を優遇する求人も多いです。

民間の教育機関だけでなく、大学や専門学校でも日本語教師を募集しているケースもあります。

とくにより質の高い日本語教育を求めている認定日本語教育機関では、高待遇の求人が掲載されることが多いです。

日本語教育機関には種類があり、在留資格の「留学」を付与できるのは文部科学省が認定する「認定日本語教育機関」のみ

現在、認定日本語教育機関は全部で41件あり、専用ページにて所在地や定員数を確認できます。

待遇面は就業先や地域によって差がありますが、求人自体は継続的に発生しており、「日本語教師=需要のある職業」であることが伺えます。

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オンライン日本語教師の広がり

近年、オンライン教育の普及によって日本語教師の活躍の場は大きく広がっています

とくにコロナ禍以降、対面授業からオンライン授業への移行が加速したことで、世界中の学習者が自宅にいながら日本語を学べる環境が整っていきました。

プラットフォームとしては「italki」や「Preply」、「Cafetalk」などが人気で、日本語教師は日本にいながら国境を越えた海外の生徒に対して指導ができます。

オンラインで行う授業は時間や場所に縛られないため、本業の合間や暇な時間を活用する副業として始める人も多くなっていますね。

また「ビジネス日本語」や「JLPT対策」など、学習者のニーズに合わせた専門性のある指導も柔軟に対応できる点がオンライン授業を選ぶメリットです。

高いスキルを持つ教師ほど継続的に生徒を獲得しやすい傾向にあるため、今後オンライン授業を通して活躍したい方は、スキルアップや自己研鑽に投資していくことをおすすめします。

今後もオンライン需要は拡大が見込まれる分野です。日本語教師の働き方は時代と共に多様化していくでしょう。

なぜ日本語教師の需要が高まっているのか?

かつては一部の専門職だった日本語教師ですが、今では多くの場で求められる存在になっています。

その背景には、国際化や外国人受け入れ政策の影響があります。

ここでは、需要増加の理由と社会的な背景について解説します。

外国人労働者の受け入れ拡大

近年、日本では少子化にともなって外国人の労働者を積極的に受け入れている状態が続いています。

事実、厚生労働省の調査でも外国人を雇用する事業所の数が増えていると発表しています。

外国人を雇用する事業所数は342,087所で前年比23,312所増加、届出義務化以降、過去最多を更新し、対前年増加率は7.3%と前年の6.7%から0.6ポイント上昇。

引用:厚生労働省『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)』

外国人の受け入れ企業数の上昇にともない、日本での労働を目指して日本語を学習する外国人の方も年々増加しています。

一方、日本での就労を目指す外国人を積極的に採用する企業も年々増えています。

しかし、日本語に乏しい外国人を労働者として受け入れるだけでは、意思の疎通がとれずに生産性は落ちてしまいます。

そこで、日本語教師を講師として招き、事業所内の外国人に必要な日本語を教えていこうとする企業が増えているのです。

以上より、日本語教師の需要は今後も高まり続けていくと予想しています。

留学生の増加と国際交流

大学や専門学校への留学生も増えており、スムーズに学業を進めるためにも適切な日本語教育は欠かせません

とくに留学生を受け入れられる「認定日本語教育機関」では質の高い日本語教育が求められており、高待遇での就職を約束しているところが多いです。

また日本は観光やビジネスを通しての国際交流が活発化し続けており、日本文化に合わせて暮らす方法ビジネスの専門的な知識を求める外国人の方も多いです。

日本での豊かな生活・好条件の就業を目指して日本語を学びたいとする学習者が増えていった結果、日本語教師に対する需要も高まっています。

日本文化の世界的な人気

日本を発祥とするアニメ・漫画・ゲーム・音楽などの文化は、アジアだけでなく欧米やオーストラリアなど全世界へと大きな影響を与えています

とくに若者からの支持が厚く、コンテンツをきっかけに「日本語を学んでみたい」と考える10代・20代が増えています。

留学を考える方もいますが、近年ではオンライン授業を活用して日本語を学ぶ若い学習者が増加傾向です。

「今すぐ学びたい」「気軽に日本語を話してみたい」というニーズを満たせる最適な方法がオンライン授業なのでしょう。

ほかにも、現地で運営している日本語教室でも日本語教師の需要が高まっています。

オンライン教育の普及

教育現場のオンライン化が急速に進んでおり、日本語学習も場所・時間を問わず気軽にチャレンジできるようになっています。

以前では教室に行って対面で行っていた授業を、ZoomやGoogleMeet、もしくは専用のプラットフォームを介して、互いが好きな場所で好きな時間に受けることができます。

学習者も教師側も、縛りのない学習環境にストレスを感じることがなくなったことは、需要の加速に大きく影響を与えているでしょう。

また、オンライン教育は、JLPT対策やビジネス日本語、特定技能試験対策など専門的な授業を求める学習者が自分とマッチする日本語教師を気軽に探せる環境です。

学習者のニーズに合わせて柔軟に授業を進められるのもオンラインの優れた点になります。

以上のような日本語教師の需要の増加理由は一過性のブームではなく、社会的な構造変化に伴うニーズです。

よって、今後も一定の需要は継続する、もしくは上昇すると考えられます。

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日本語教師は将来性ある仕事?

「日本語教師って将来性あるの?」と不安に思う人も少なくありません。

長期的な視点で見たとき、この仕事にはどのような可能性があるのでしょうか。

ここでは、日本語教師の今後の展望や将来性について解説します。

日本語教師の需要は今後も上昇し続ける

日本語教師の需要は今後も安定して維持、もしくは上昇し続けると予測しています。

理由は2つです。

  • 日本での外国人受け入れの増加
  • 海外における日本文化の高い人気ぶり

日本は少子高齢化で労働力不足が深刻化しており、政府は外国人労働者や留学生の受け入れを今後も続ける方針です。

企業や各事業所では日本語を必要とする人はさらに増える見込みで、日本語教師の役割は安定的に求められると考えられます。

また、アニメ・漫画・ゲームをはじめとした日本文化の影響は今後も続き、海外での日本語人気は高いまま推移していくでしょう。

アジアやアメリカだけでなく、ヨーロッパや南米でも日本語の学習ニーズが拡大していることから、日本語教師の活躍の場は今後、国際的に広がっていくと予測できます。

オンライン教育の普及で柔軟な働き方を実現できる

オンラインを活用しての日本語教育が普及したことで柔軟な働き方が可能となり、日本語教師として活躍できるチャンスが増えています。

自分の好きな場所で好きな時間に、日本語教育を通して学習者をサポートできるのです。

トライしやすくなったことから副業として始める人も増えており、日本語教師のオンライン市場は今後、拡大し続けると予想されます。

とくに「JLPT対策」「ビジネス日本語」といった専門分野を指導できる教師は差別化されやすく、将来性も高いでしょう。

オンライン教育は今後拡大されていくため、コツコツと経験を積んでハイレベルな授業を提供できるようになっていれば、オンラインの日本語教師として唯一無二の存在に慣れる可能性もありますね。

専門性やスキル取得でキャリアアップの可能性も

日本語教師のことをネットで調べていると「つらい」「将来性がない」など、気になる文言も出てきます。

確かに日本語教師の給料はピンキリですが、工夫や努力次第で600万円〜1,000万円を超えるような十分な金額を稼いでいる方もいます

日本語教師としてしっかりと収入を得るのなら、専門性を身につけたり場数をどんどん踏んだりと能力・スキルをつけていくことが大切です。

専門性や実績が増えて認められれば、従来の語学学校や大学での指導に加え、企業研修や地域支援、日本語教育のカリキュラム開発などさまざまなフィールドで活躍できるようになるでしょう。

生身の人間とコミュニケーションを取りながら日本語を学ぶ」という大切な体験は、AIに取って代わられるものではないので、安心してください。

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日本語教師の働き方はどう変化している?

コロナ禍をきっかけに、働き方は大きく変化しました。

日本語教師も例外ではなく、教える場所やスタイルが多様化しています。

ここでは、日本語教師の働き方の変化とその背景を解説します。

より専門性の高い日本語教育が求められる

日本語教師はこれまで、いかに日本語を正しく教えられるか・日本の文化を適切に伝えられるかに重きを置かれていました。

しかし、近年では、より専門性の高い日本語教育が求められている傾向が強まっています。

例えば、日本では外国人労働者数の増加しており、厚生労働省の統計によれば、ここ数年で外国人労働者数は過去最多を更新。

日本語以外を母語とする外国の方でもスムーズに仕事をための日本語教育が必要とされ、「ビジネス日本語」や「医療専門の日本語」など就業先で必須となる日本語の専門知識を学びたいという学習者が多いです。

企業内研修や地域での日本語教室のニーズが拡大しているため、最大限応えられる能力を持った日本語教師が重宝されていくでしょう。

日常会話や文化だけでなく、JLPT試験対策やビジネス日本語、介護・建設など専門分野に特化した日本語教育スキルが、今後より一層、求められていくようになります。

日本語学習者のニーズ多様化に合わせオンライン化も加速

日本語学習者は、日本語を学ぶ目的がそれぞれに異なります。

「もっと日本の漫画・アニメの本質に触れて世界に浸りたい」「日本企業で活躍するために日本独特なビジネス知識や働き方も教えて欲しい」など一人一人の本質にあるニーズを満たすため、個々に対応できるオンライン授業へのニーズが必ず高くなります

そのため、専門分野を極めていくだけでなく、授業のオンライン化へ対応できる力もつけていくことを意識しましょう。

>>オンライン授業で必要なスキルを今すぐチェック

このように、日本語教師の働き方は「学校中心の対面授業型」から「専門性の高いオンライン授業・地域支援」へとシフトしており、今後も社会の国際化と技術革新を背景に変化を続けると考えられます。

フリーランスや副業で日本語教師を続ける人も増加

近年、オンライン化が進んで自宅から世界中の学習者を相手に指導できる環境が整ったため、フリーランスとして独立したり、副業として日本語教師を続けたりする人が増えてきました。

とくに、「昼間は別の仕事を持ちながら夜にオンラインで授業をする」「子育てや介護の合間に在宅でレッスンを行う」といった柔軟な働き方が人気です。

またプラットフォームを通じて「自分の強み」を打ち出せば、ビジネス日本語やJLPT対策など専門的な指導を求める学習者とマッチングしやすくなり、未経験から人気講師へと昇っていく方もいます。

こうした動きは収入源を分散できるだけでなく、自分らしいキャリアを築く選択肢として注目されています。

今後は副業解禁や働き方改革の流れも追い風となり、日本語教師が「フリーランス+副業」という形で活躍する場はさらに広がると予想しています。

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日本語教師に今後求められるスキルとは?

日本語が教えられるだけでは、これからの時代には対応しきれません。

教育現場のニーズが変化する中で、教師に求められるスキルも進化しています。

ここでは、今後必要とされるスキルや資質について詳しく解説します。

専門性の高い日本語教育のスキル

今後はただ日本語を教えるだけでなく、専門性の高い日本語教育のスキルを身につけておくと生き残れる可能性が格段にアップします。

日本語教師におすすめのスキル・知識を下記にまとめておきます。

日本語教師におすすめのスキル
  • 第二言語習得理論
  • 言語学
  • JLPTやEJUの対策方法
  • ビジネス敬語・専門用語
  • 特定技能試験対策
  • 介護・看護・建設・ITなどの専門用語

とくに第二言語習得理論は、学習者に寄り添ってレッスンを行う際に役立ちます。

母語の影響でどうしても同じ間違いを繰り返してしまう時も柔軟に日本語の特徴を教えられるため、おすすめです。

オンライン教育のスキル

今後広がっていくであろうオンライン教育のスキルは身につけておくほうが良いです。

オンライン授業に向けて準備すべきポイントを下記にまとめます。

オンライン授業に向けて準備すべきポイント
  • オンラインツールの活用
  • デジタル教材の作成
  • オンライン上でのコミュニケーション能力
  • オンラインの場を円滑に進行できる力
  • ブランディングスキル
  • 安定したネット環境と適切な機材の用意

オンラインでの日本語教育は場数を踏んでいくことが一番のスキルアップになります。

人気のプラットフォームを見つけて積極的にチャレンジしてみましょう。

幅広い教育現場で働ける柔軟性と豊富な経験

日本語教師として活躍し続けるのであれば、幅広い教育現場で働けるよう柔軟性を身につけておきましょう

日本語学校や大学はもちろん、専門学校や企業でのレッスン、民間で開催する地域の日本語教室のほか海外での教育現場やオンライン授業など、日本語教師はさまざまな場所で活躍することができます。

1つの場所に固執せず、複数の現場で経験を積むことで学習者の特徴や教育現場の雰囲気に合わせて柔軟に教えられる技術を身につけておくと、いつまでも重宝される良い日本語教師になれるでしょう。

日本語教師の今後のキャリアアップの選択肢

日本語教師として長く働きたい場合、どんな道があるのでしょうか。

キャリアアップを目指すなら、指導力以外にも考えるべき選択肢があります。

ここでは、スキルアップ・転職・海外勤務など、今後の可能性を解説します。

特定の専門分野を極めて企業や医療現場で活躍する

近年は外国人労働者の受け入れが進み、介護・医療・IT・建設といった専門分野で日本語教育のニーズが高まっています

例えば、介護現場では「特定技能試験」に合格するための日本語力が求められ、企業ではビジネス日本語や職場コミュニケーションの研修が必要です。

特定技能試験とは?
日本で就労したい外国人に対し、国が定める基準をもとに作成した問題で「日本語能力」「技能」の水準を評価する試験

職業別の知識や試験対策、専門的な用語を理解した上で指導できる日本語教師は非常に貴重で、安定した需要があります。

介護や医療、ITなど特定の専門領域を極めることで、一般的な授業との差別化を図り、キャリアアップにつなげていきましょう。

将来的には企業専属の講師や専門学校・医療機関での教育担当として活躍する道も開けます。

オンライン教育の能力を高めて唯一無二の存在になる

ZoomやGoogle Meetを使った授業運営はもちろん、スライドや動画を活用した教材作成、LMS(学習管理システム)を使った効率的なレッスンを目指し、分かりやすく楽しく日本語を教えてくれる唯一無二の人気講師を目指しましょう。

そのためにも、オンライン指導に必要なスキル・能力を身につけておくことが大切です。

また、SNSや学習プラットフォームでの発信力・ブランディング力があれば、しっかりと学習者を集められるようになり、安定した稼ぎにつながります。

とくに「JLPT対策に特化した動画教材」「ITエンジニア向け日本語講座」など独自のコンテンツを提供できると、他教師との差別化が可能です。

オンライン教育スキルとブランディング力を磨いて、唯一無二の日本語教師を目指しましょう。

登録日本語教員を取得して認定日本語教育機関や海外で働く

2024年から国家資格として施行された「登録日本語教員」を取得し、文部科学省が定める認定日本語教育機関や労働条件の良い海外の日本語教育機関で活躍するのもおすすめです。

とくにオーストラリアやアメリカの大学は高待遇で雇ってもらえるケースが多いので、収入重視で就職先を選びたい方におすすめです。

登録日本語教員を取得するためには、専用の試験に合格すること+登録実践研修機関で研修を修了することの2つをクリアする必要があります。

日本語教師としてより高いキャリアアップを目指したい方は、文部科学省の登録日本語教員の登録に関するページもご覧ください。

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まとめ:日本語教師は「変化に強い仕事」。チャンスは広がっている

日本語教師の将来性が不安でしたが、今後も国内外問わず高い需要が続くので安心してください

日本語教師は少子高齢化や国際化の進展にともない、教育の現場や働き方が大きく変化している職業です。

国内では外国人労働者や留学生の増加により学習ニーズが拡大し、海外でも日本語学習者数は依然として高い水準を維持しています。

さらにオンライン教育の広がりによって、フリーランスや副業といった柔軟な働き方も可能になりました。

時代と共に変化していく日本語教師は、常に新しいキャリアのチャンスがあると考えられるでしょう。

また、特定分野の日本語教育やビジネス日本語、医療・介護など専門性の高いスキルを持つ教師は、今後ますます重宝されます。

デジタル教材やICTを活用できる強みがある方は、唯一無二の存在として活躍の場を広げられます。

また国家資格となった「登録日本語教員」の取得により、キャリアの安定や海外勤務の可能性もアップしますね。

変化が大きい時代だからこそ、日本語教師はチャンスをつかめる仕事としておすすめです。

自分の強みを磨き、学び続けることで、日本語教育を通じて社会に貢献しながら長く活躍していきましょう。

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