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求職者の方のヘルプ

Q: 年齢や経験によって給与・待遇に差はありますか?

A: 年齢そのものよりも経験や役職によって給与に差が出るケースが多いです。日本語教育業界では成果や貢献度に応じて昇給・昇格する仕組みが整備されつつあります。例えば指導経験が長く優れた教師には主任やリーダー職が任命され手当が付く、特定の研修を修了したり試験に合格すると資格手当が支給される、といった制度を設ける学校もあります。一方で、業界全体としては明確なキャリアパスや賃金テーブルが提示されないことも多く​、同じ年次でも勤務先によって待遇が異なることがあります。一般に、新卒や20代の若手は未経験であれば非常勤スタートが多く収入は低めですが、30~40代で指導経験を積めば常勤講師として安定収入を得られるようになります。50~60代でもベテラン非常勤講師として複数校で教え、高収入を得ている方もいらっしゃいます。定年制については、正社員の場合60~65歳を定年とする学校がある一方、日本語教育業界全体では「定年なし」で長く働けるケースも見られます​(実際に60代で日本語教師デビューし、70代で校長を務める方もいます​)。総じて、年齢よりも指導スキルや実績が待遇に反映される傾向にありますので、年代を問わず研鑽を積み続けることが大切です。