求職者の方のヘルプ
Q: 年齢制限はありますか？
A: 年齢制限は特にありません。日本語教師養成講座や検定試験の受験にも年齢上限はなく、実際に60歳を過ぎてから日本語教師としてデビューする方もいます。文化庁の調査によれば、日本国内の日本語教師数を年代別に見ると60代が21.9%で最も多く、次いで50代が19.5%、40代が15.3%という割合になっており、40代以上で全体の半数以上を占めています。このことからも、日本語教師は年齢を問わず活躍できる職業であると言えます。実際、社会人を経験された後に日本語教師に転身するケースも多く、「他業界で培ったスキル（例：社会人マナー、マネジメント経験）が日本語教師として武器になる」と評価されることもあります。求人情報でも年齢制限を設けている募集は基本的にありません。ただし、強いて言えば定年の考え方は各学校によって異なり、正社員の場合は60～65歳で定年退職後、再雇用制度で非常勤として継続勤務するケースなどがあります。非常勤講師に関しては定年を設けず70代でも継続している方が珍しくなく、中には「定年がないのが日本語教育業界の特徴」という指摘もあります。要するに、熱意と指導力があれば何歳からでも日本語教師を目指せますし、実際に幅広い年代の方が活躍しています。本業を定年退職された後に第二のキャリアとして日本語教師になる方も多いので、ご自身の年齢で尻込みする必要は全くありません。
