《2024年5月末時点》登録日本語教員の現職者向け講習について

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《2024年5月末時点》登録日本語教員の現職者向け講習について

新たな「登録日本語教員」の国家資格制度が導入され、その資格取得には日本語教員試験の合格と実践研修の修了が必要とされています。この新制度に対応するため、現職の日本語教師には特別な「現職者向け講習」が用意されています。

この講習は、既存の日本語教師が新制度にスムーズに移行できるように設計されており、講習を修了することで試験の一部または全部が免除される可能性があります。特に、過去の教育内容や最近の状況変化を考慮した新しい教育内容が取り入れられています。

さらに、日本語教育能力検定試験に合格している場合、その試験結果をもって基礎的な知識と技能が確認され、試験を代替することも検討されています。

このブログでは、この「現職者向け講習」の詳細について解説していきます。新制度に対応するための重要なステップとして、ぜひご参考にしてください。

本記事は以下のページを参考にしております。

登録日本語教員の経験者講習について
登録日本語教員の登録申請の手引き 8ページ、9ページ

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講習の概要

■現職者向け講習とは

登録日本語教員の資格を取得するための特別な講習プログラム。この講習を修了することで、日本語教員試験の一部または全部が免除される。

■対象

現職の日本語教師が主な対象。

◾️費用

講習Ⅰ・・・8,800円
講習Ⅱ・・・17,600円

■実施方法

オンデマンド形式で、自宅等で受講可能。

◾️実施時期

10月15日から受講受付開始
11月1日より受講可能

■講習修了要件

講習修了確認試験を実施し、講習内容の定着が確認できたことをもって講習修了とする。

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経験者講習Ⅰの内容

経験者講習Ⅰの内容

経験者講習Ⅱの内容

経験者講習Ⅱの内容

講習Ⅰが必要な人、講習Ⅱが必要な人は?

講習Ⅰが必要な人、講習Ⅱが必要な人は?
現存する日本語教師養成講座、すでに廃止された日本語教師養成講座、また大学の主専攻、副専攻が、C、D-1、D-2に該当するかについての情報が文化庁によって公表されています。

平成12年報告に対応した日本語教員養成課程等

このリストに掲載された養成課程等を記載された実施期間内に受講して修了し、かつ、学士以上の学位を有する現職者は、登録日本語教員の資格取
得に係る経過措置D-1ルートの適用を受けることができます。

必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等

このリストに掲載された養成課程等を記載された実施期間内に受講して修了し、かつ、学士以上の学位を有する方は、登録日本語教員の資格取得に係る経
過措置Cルートの適用を受けることができます。

なおすでに廃止された日本語教師養成講座が2024年5月13日申請締切の審査を受けていなかった場合、かつ、現行の告示基準において日本語教員として認められている場合は自動的にD-2ルートとなります。

日本語教育検定試験合格者については平成14年以前の合格者はE-1ルート、平成15年以降の合格者はE-2ルートとなります。

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