【2024年1月】日本語学校関連ニュース5選

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【2024年1月】日本語学校関連ニュース5選

ミャンマー、在外国民に課税 人材受け入れ企業に警戒感

ミャンマー、在外国民に課税 人材受け入れ企業に警戒感


日本語学校関係者としては、この動きが日本で学ぶミャンマー人学生にどのような影響を及ぼすかが気になるところです。特に、学生がアルバイトから得る収入に課税されるかどうかは、学生の生活支援や学習機会に直接関わる重要な問題です。学生の経済的負担が増えることは、学習意欲や留学生活の質にも影響を与えかねません。このような状況下では、日本語学校や支援機関が、学生に対する情報提供や支援策を検討し、適切なアドバイスを提供することがより一層重要になってくるでしょう。

働く留学生の「離日」どう防ぐ? 企業が学びを後押し



進路指導担当者としては、学生に対して現実的なキャリアアドバイスを提供する必要があります。日本での就職が必ずしも長期的なキャリアアップにつながるとは限らない現状を踏まえ、学生には多様なキャリアパスを模索するよう促すことが重要です。また、企業が外国人労働者の学びとキャリア発展を後押しするための環境作りが求められています。このような取り組みが、学生が日本での就職を選択する際の不安を和らげ、彼らのキャリアアップを支援することにつながるでしょう。

急増ネパール人、留学生は2位に浮上 人手不足救うか?



日本に在留するネパール人が急増しており、2023年6月末時点で約15万6000人に達し、留学生だけで4万5000人を超え、国籍別で中国人に次ぐ2位になっています。この増加は、介護やホテル業界などでの人手不足を和らげる可能性がありますが、このブームが一過性で終わるのか、日本がどのように対応するかが問われています。

外国人労働者200万人超 特定技能、伸びけん引



日本で働く外国人労働者の数が2023年10月時点で204万8675人に達し、初めて200万人を超えたことは、日本国内の日本語学校関係者にとって注目すべきニュースです。コロナ前の水準に回復し、前年比で22万5950人増、伸び率は12.4%と大幅に上昇しました。特にベトナム人が最多で、全体の25.3%を占めています。

この情報は、日本語学校にとって、留学生のニーズに応えるカリキュラムやサポート体制のさらなる強化を促します。また、外国人労働者の増加は、日本社会での多文化共生の推進や、留学生が日本での就職を目指す際の機会拡大を意味します。今後も外国人労働者の数は増加する見込みであり、日本語教育の重要性が高まっていくことが予想されます。日本語学校関係者としては、留学生が日本での生活と就労にスムーズに適応できるよう、実践的な言語教育と社会で必要とされるスキルの提供に注力する必要があります。

「登録日本語教員の 登録申請の手引き」公開

登録日本語教員の登録申請の手引き

この手引きは、日本語教育の質の確保と専門性を有する日本語教師の質的・量的確保のため、登録日本語教員制度の概要、資格取得のための試験や実践研修、養成機関に関する情報を提供しています。在留外国人の増加に伴い、日本語教育の重要性が高まる中、この制度は教育の質を高め、日本語を学ぶ外国人に適切な教育を提供することを目指しています。日本語教師としての資格を取得するための具体的な手続きや、経過措置に関する詳細が記載されており、現職やこれから日本語教師を目指す人にとって、必要な情報が網羅されています。特に、新しい制度への移行期間における経過措置の内容は、多くの教師にとって関心事でしょう。

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認定日本語教育機関の認定申請等の手引き
登録実践研修機関及び登録日本語教員養成機関の登録申請等の手引き

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