《2023年12月末時点》国家資格「登録日本語教員」の資格取得方法

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《2023年12月末時点》国家資格「登録日本語教員」の資格取得方法

23年12月末、文化庁より「登録日本語教員の登録申請の手引き」が発表

この記事では、2023年末に文化庁より発表された、登録日本語教員の登録申請の手引きより、2024年4月以降、初めて日本語教師を目指すという方が、国家資格である登録日本語教員の資格を取得する方法を解説します。
上の図が、文化庁が発表している登録日本語教員の資格取得ルートです。

養成機関とは



養成機関とは、登録日本語教員養成機関のことで、文部科学大臣による登録を受けている日本語教員養成機関のことを指します。

登録日本語教員養成機関では、日本語教育人材の養成・研修の在り方に関する報告(平成31年)に基づき、日本語教師に求められる資質・能力として、

・異文化間のコミュニケーション言語理解の過程
・言語教育法
・教材分析・作成
・評価法
・教育実習

などを学びます。

登録日本語教員養成機関を修了された方は、申請により日本語教員試験の基礎試験が免除されます。

登録日本語教員養成機関の受講料は、各機関が定めるものですが、現在の日本語教師養成講座は概ね50万円〜60万円となっており、そのぐらいになるのではと思われます。

基礎試験、応用試験とは



基礎試験および応用試験についてはこちらの記事でまとめています。

《2023年9月末時点》登録日本語教員試験 基礎試験・応用試験とは

試験の受験料については

・基礎試験と応用試験両方を受験する場合・・・18,900円

・基礎試験と応用試験どちらかの試験が免除される場合・・・17,300円

・基礎試験と応用試験いずれも免除される場合・・・5,900円

と決定しています。

実践研修とは



また実践研修についてはこちらの記事でまとめています。

《2023年9月末時点》登録日本語教員の資格取得に求められる実践研修の内容とは

実践研修の費用は各登録日本語教員養成機関が定めるもので、現在のところいくらぐらいになるかはわかりません。

まとめ

登録日本語教員としての資格取得は、個々の目標や状況に応じて選べる二つのルートがあります。

養成機関での学習は、実践的な教育を通じて直接的な経験と知識を提供します。

一方で、試験ルートは、より柔軟な学習の進行と自己管理の能力を必要とします。

どちらの方法も、日本語教師としての専門的な資質と能力を高めるための重要なステップです。自分のキャリア目標や学習スタイルに合ったルートを選び、日本語教育の専門家としての道を歩み始めましょう。
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